『カラダ(中編)』
どうもlemonです!🍋
昨日からのつづきです。
からだが発する声が聴こえたら、私はできるだけ丁寧に本人に伝えます。
とはいえ感覚としては歌声に近いので、近い日本語を懸命に探し出す感じ。(言葉って、結構不便だなと感じる瞬間です)
ただ、聴こえたものを伝えるだけ。
なぜなら、あなたのからだの事は、からだ自身が誰より知っているから。
家族構成も何も知らない方に触れたときに
「お兄ちゃんだからって、頑張りすぎないで。
妹の方がしっかりしてるから大丈夫」
という声が聴こえたので、そのまま伝えたこともあります。
(実際、二人の妹さんがいる長男さんでした)
伝え終わると、ほとんどの方が黙ったままうなずきます。
泣き出す方も多い。
感想はさまざまですが、多いのは
「知っていた」「自分でもわかっていた」
中には
「ずっと誰かにそう言ってほしかった気がする」
という方も。
そうなんです。
みんな、からだからの声を受け取っているんです。
「休んで」
「愛してるよ」
「大丈夫だから」
でも、わかってても、安心できない。
その声にしたがって自分が保てるか、自信が持てない。
行動ができない。
聴こえてるのに聴こえないふりをして、そのうち本当に聴こえなくなってくる。
そして、心の奥底ではそんな自分を恐れている。
※さらに明日に続きます。