『I メッセージ・You メッセージ』
どうも自己紹介前にフライングlemonです🍋
「子供や部下のやる気を100%なくす方法」って、知ってます?
そっとお教えします。
それはね、子供や部下が困っていたり、わからない事を質問してきた時にこう言うんです。
「そんなことも知らない(できない)の?」って。
これを3回くらい繰り返せば、相手は確実に何も質問したり、助けを求めたりしなくなります。
やがてあなたの前では、常にオドオドした卑屈な態度を取るようになるでしょう。
相手の自尊心・向上心を踏みつけるこの行為。私達は、ともすれば悪意のないままに、行いがちです。
これは人格うんぬんの難しい話ではなく、単純に伝え方を間違えただけなんです。
私を主軸に伝えるか、相手を軸に発言するか。
これを心理学で「I(アイ)メッセージ・YOU(ユー)メッセージ」と言います。
例えば、子供が遊びに夢中になって帰りが遅くなったとき「(あなたは)何やってたの!」と怒鳴ったり、
部下が失敗したとき「(君は)こんなこともできないのか!」と叱責したり。
つい出る言葉の主語をYOUからIに切り替えて、
「遅かったから(ママは)心配したよ」とか
「(私は)君に期待してたから驚いたよ」
にすれば、関係は深まります。
心にゆとりがない時、人はどうしても自分の時間を奪う相手に、きつく当たりがちです。
特に相手の行動が自分にとって、失望や期待外れだった時はなおさらです。
そんな時にはつい、「懲らしめてやりたい」なんて感情も湧き上がります(人間ですもの、私だってそんなのザラです)。
よほどの聖人でない限り、相手をなじる言葉がポンポン飛び出しそうになるのですが
そんなときは胸に手を置いて、ひとつ深呼吸して、自分に質問してみて下さい。
「勝ちたい?それとも、幸せになりたい?」
勝ちたい気持ちから出る言葉は、石つぶて。
幸せになりたい気持ちから出る言葉は、小さな花束になって、
あなたと相手の心に優しく響くと思います。
「Win?or Happiness?」